![【2024年9月更新】2024年10月施行の51人以上の会社のパートタイマー社会保険加入に役立つキャリアアップ助成金とは](https://www.costem-sr.jp/wp-content/uploads/2023/09/リライト記事88画像トップ-1024x585.jpg)
石川県金沢市のコステム社会保険労務士事務所の代表を務める。厚生労働省や都道府県等のホワイト企業認定マーク取得、㈱ワーク・ライフバランス認定「働き方見直しコンサルティング」、クラウド勤怠管理システム導入など採用力・定着力向上のための働きやすい職場環境づくりを支援している。講演実績としてアサヒビール(株)、コクヨ(株)、(株)デンソーセールス、農林水産省など。 プロフィールはこちら https://www.costem-sr.jp/about/profile
石川県金沢市のコステム社会保険労務士事務所の代表を務める。厚生労働省や都道府県等のホワイト企業認定マーク取得、㈱ワーク・ライフバランス認定「働き方見直しコンサルティング」、クラウド勤怠管理システム導入など採用力・定着力向上のための働きやすい職場環境づくりを支援している。講演実績としてアサヒビール(株)、コクヨ(株)、(株)デンソーセールス、農林水産省など。 プロフィールはこちら https://www.costem-sr.jp/about/profile
短時間で働く労働者の年収が106万円で頭打ちになってしまう「年収の壁」に対して、企業が実務対応策を講じることが求められています。
この問題に対し、政府や企業は積極的な取り組みを行っており、支援強化パッケージが提供されています。
本記事では、その支援策や制度について詳しく解説していきます。
また、特例制度の問題点や課題にも焦点を当て、より効果的な改善策の模索を行います。
Table of Contents
年収106万円の壁とは、現時点では、社会保険の被保険者数101名以上、2024年10月からは社会保険の被保険者数51名以上の企業で、月収88,000円以上(年収106万円)を超え、かつ週20時間以上の働き方をした場合、扶養から外れて、社会保険に自ら加入し、保険料を自己負担しなくてはならない扶養制度の壁のことを言います。
扶養から外れ、自ら保険料の自己負担が発生した場合の保険料例は下記の通りです。
【例】石川県、標準報酬月額98,000円、介護保険第2号被保険者以外、令和5年の場合。
厚生年金 8,967円 健康保険 4,733円 合計 13,700円
「扶養を外れたくない。手取りを減らしたくない。」と考えている短時間の労働者から、「労働条件をより短時間に見直したい。」という要望があったり、106万円の壁の適用に該当しない社会保険被保険者数50人以下の会社に転職されるケースが発生し、現場がより人手不足となり、対応できなくなる問題が発生しています。
年収106万円の壁に対応する企業を支援するために、
2023年9月27日に、政府から年収の壁・支援強化パッケージが発表されました。
主に年収106万円の壁・支援強化パッケージは、
①手取り収入を減らさない取組=社会保険適用促進手当
②キャリアアップ助成金(社会保険料適用時処遇改善コース)
の2つです。
(1)手当等支給メニュー
(2)労働時間延長メニュー
(3)併用メニュー
コステム社会保険労務士事務所では、年収の壁(130万円・106万円)の対応支援も行っております。60分無料相談もございますので、お気軽にお問い合わせください。
https://www.costem-sr.jp/trial