「持ち帰り」のリスク

金沢労基署で、昨年、
「持ち帰り残業」などが原因だったとする
自殺の労災認定がありました。

そして先週、遺族が会社に対し、
約9,100万円の損害賠償を求める
訴訟を起こすことがわかりました。

これまで、「持ち帰り残業」は、
自宅での作業実態の把握が困難なため、
労災認定されるのは珍しいとされていました。

今回の件では、
労基署員が実際に作業を行って時間を計測し、
「持ち帰り残業」が月80時間程度あった
と結論付けました。

さて、そもそも「持ち帰り」には、
どのようなリスクがあるのでしょうか?

  • 長時間・過重労働になって健康障害を発症したら…
  • 書類などを紛失したら…
  • 自宅のパソコンから自社・取引先などの機密情報・個人情報などが漏えいしたら… etc

結果として、

  • 大切な人材を失う
  • 損害賠償が発生する
  • 風評による損害が生じる etc

「持ち帰り」は、
残業代を気にするだけの話ではないと考えられます。

また、持ち帰りに限りませんが、
知らないうちに「黙示の残業命令」になっていないか、
という点も注意したいところです。
会社の意思とは違った事が現場で起こっていないか。

では、このようなリスクに対して、
会社は何をするべきでしょうか?

コステムでは、

  • ルールを決める。(認める条件・手続etc)
  • 全社員に教育をする。(ルールの周知・徹底etc)
  • 管理職に教育をする。(黙示の命令・命令権濫用の防止etc)

といったような、必要な対応について、
ルールづくりをはじめ、運用・定着のための研修など、
さまざまなサービスを行っています。

みなさんの会社には、どのようなルールがありますか?